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柳澤桂子著:やがて幸福の糧になる(2002年) [’23年以前の”新旧の価値観”]

やがて幸福の糧になる

やがて幸福の糧になる

  • 作者: 柳澤 桂子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2002/03/01
  • メディア: 単行本

柳澤さんはこのブログでも書いたけれど、

NHKの対談番組を見て(相手:福島智)感銘を

受けたのがきっかけで 数冊読み、最も有名な

生きて死ぬ智慧」は柳澤さんをよく知らずに

買ってて読んでたんだけれど、

それよりもタイトルの書籍の方が

なぜかしっくり来て、読み通せた。

病名がわからず何十年もたらい回しされ、

世間から「そんなことってあるの?」と

理解されず、支えは家族だけ、孤立して

闘い続ける様を書かれておられる。

(この本の意図するところはもっと人間の「尊厳」とか

「本質」とか深いものだけど 今自分が思い出すのはって

ことで、全くの舌足らずでございますが。)


病気、医療のことはよくわからないのだけど

心に染みる書籍だったので、図書館で借りたのだけど

その後 古本屋さんで見つけて購入してしまった。


余談だけれど、NHKで仰っていたことを再掲するけれど

医療のテクノロジーが進化する昨今への警鐘として

「踏み込んではならない領域がある」 と

強い眼差しで仰る姿が印象的だった。


余談の余談で、対談相手の福島智さんも

素敵な方だったけれど、 柳澤さんを前にタジタジでしたね。

福島智さんの書籍も持っております。

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平川克美著:「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ(2014年) [’23年以前の”新旧の価値観”]

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

  • 作者: 平川克美
  • 出版社/メーカー: ミシマ社
  • 発売日: 2014/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
企業は「経営・経済」よりも「精神向上」を

目指した方が 良いと私は訴え続けてて でもそれは、

経営視点とか管理職視点が抜けているから

無理な相談なのだろうか、

と経験上、思っていたけれど


という書籍によると

右肩上がりの社会になった背景や経緯、

これから、が示唆されていて

(「第7章 消費者マインドを超えて」という辺りが興味あり)

面白そうと思った。(買って読んでないんかーい!)

この本に興味をそそられるのは、生来自分が、

疑問に思っていた事が 書かれてありそうと

思ったのもあるが、著者が実際に消費をやめてみて

どうだったかという体験ルポのようになっているところ。

それは実は凄いことのような気がする。

余談だけれど、平川さんを知ったきっかけは、

ラジオデイズというサイトで 「大瀧詠一」さんや

「内田樹」さんや「石川茂樹」さんの対談を

聞いてのことでした。

この対談も非常に興味深いです。

「功利」に関係しないで生きる難しさ、

とか 大滝さんの何の役にも立たない

「インテリジェンス」は

「CIAに遅れを取らないため」とか。

素敵な大人たちです。

自分も遅れをとらないようにしたい。

「大瀧詠一×東京ファイティングキッズ」に。  





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