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柳澤桂子著:やがて幸福の糧になる(2002年) [’23年以前の”新旧の価値観”]

やがて幸福の糧になる

やがて幸福の糧になる

  • 作者: 柳澤 桂子
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2002/03/01
  • メディア: 単行本

柳澤さんはこのブログでも書いたけれど、

NHKの対談番組を見て(相手:福島智)感銘を

受けたのがきっかけで 数冊読み、最も有名な

生きて死ぬ智慧」は柳澤さんをよく知らずに

買ってて読んでたんだけれど、

それよりもタイトルの書籍の方が

なぜかしっくり来て、読み通せた。

病名がわからず何十年もたらい回しされ、

世間から「そんなことってあるの?」と

理解されず、支えは家族だけ、孤立して

闘い続ける様を書かれておられる。

(この本の意図するところはもっと人間の「尊厳」とか

「本質」とか深いものだけど 今自分が思い出すのはって

ことで、全くの舌足らずでございますが。)


病気、医療のことはよくわからないのだけど

心に染みる書籍だったので、図書館で借りたのだけど

その後 古本屋さんで見つけて購入してしまった。


余談だけれど、NHKで仰っていたことを再掲するけれど

医療のテクノロジーが進化する昨今への警鐘として

「踏み込んではならない領域がある」 と

強い眼差しで仰る姿が印象的だった。


余談の余談で、対談相手の福島智さんも

素敵な方だったけれど、 柳澤さんを前にタジタジでしたね。

福島智さんの書籍も持っております。

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